2022年8月26日
名古屋市名東区の藤が丘デンタルクリニック
歯科衛生士の伊藤です✨✨
今日は歯磨きをするタイミングについてお話していきたいと思います!
みなさんは毎日どのタイミングで歯磨きをされていますか?
歯磨きは虫歯や歯周病予防のために大切なセルフケアです✨
効果的な歯磨きのタイミングを知って、お口の中を清潔に、守っていきましょう✨♀️
✨歯磨きのタイミング✨
上の図がステファンカーブといってお口の中のph変化のグラフになります。
お口の中は食事をしたりジュースを飲んだりすると
酸性に傾きます。
酸性に傾くと歯の表面からカルシウムイオン、
リン酸イオン等のミネラルが溶け出してしまいます。
歯の表面のエナメル質が溶け出すことを脱灰といいます!
これが虫歯のはじまりです!
しかし、唾液には酸性に傾いたお口の中を中性戻す働きがあます。
酸性から中性に戻るまでに要する時間は約30分といわれています。
なので食後30分程時間をあけてから歯磨きをしたほうが良いのです✨
また、食べ物をダラダラと食べ続けたりすると、
中性に戻る時間がないので脱灰しやすい状態になります。
これでは虫歯になりやすいお口の環境がずっと続いているのです。
ですから、ダラダラ食べをするのはやめて
おやつの時間を決めるなど工夫をしましょう!
食事を規則正しく行っていると、
再石灰化がしっかり働いているので、
虫歯になりにくい環境が守られます。
✨虫歯菌・歯周病菌の増えるタイミング✨
お口の中の虫歯菌や歯周病菌が最も増えるのは、唾液の分泌量が少なくなる就寝中です✨✨
そのため、寝る前に歯磨きをして歯垢(プラーク)をしっかり取り、
朝起きてから食事をする前に歯磨きをして、
夜間に増殖した虫歯菌を洗い流すのが良い歯みがきのタイミングです✨
✨歯磨きができないときは?✨
水で口をすすぐことで食べカスを洗い流すことができます✨✨
もちろん、起床時のうがいにも大変効果があります。
酸性に傾いていたお口の中が中和され、虫歯のリスクが低くなる可能性があります!
液体歯磨剤を使用すると口臭予防にも効果がありますよ✨
それ以外ではキシリトール入りのガムを噛むことによって
唾液が分泌され、お口の中を中和してくれる効果があります。
キシリトールには虫歯菌の増殖を抑える効果があります☺️
砂糖入りは細菌の餌となってしまうので
キシリトール100%のガムが望ましいです✨
当院ではミント、ストロベリー、グレープ味のキシリトール100%ガムを取り扱いしております!
お子様にも虫歯の予防効果としてお使いいただけます✨
適切なブラッシングのタイミングを行うことは、歯の健康を保つことにも繋がります✨
ご自身のライフスタイルに合わせて、
外出中なのであればうがいで済ませるなど
無理のない範囲で行っていきましょう✨