2022年9月9日
こんにちは!
名古屋市名東区の歯科医院
藤が丘デンタルクリニック
副院長の池田です✨⚕️
本日は
についてお話していきたいと思います✨
普段の診療で
お母様達からよくご相談を受ける事が
好き嫌い
についてです✨
ニンジン✨が嫌い
ピーマン✨が苦手
お肉ばかり食べる✨
・・・などなど、お母様方の偏食の悩みが尽きません✨
実際にうちの息子も
キノコ類が苦手です✨✨
出来るだけ好き嫌いをなくしていきたいと
親心として思うのですが…
なかなか難しい事ですよね✨
お子さん達の味覚、味の感じ方について
お話しますね✨
以前のブログで離乳食について書かせていただきました✏️
生後5〜6ヶ月くらいから
母乳やミルクだけでは栄養が足りなくなり
離乳食を開始していきます✨
離乳食の時期に様々な素材の味を体験することで
味覚が養われます。
「3歳までに一生の味覚が決まる」
なんて言われたら、
うちの子は大丈夫かな?って心配に
なりますよね✨
味覚は
甘味
塩味
酸味
苦味
うま味
の5つに分類されます。
これは大人も子供も同じです✨
赤ちゃんが好む味覚は
甘味やうま味といわれています。
ただし、
大人が好きなケーキなどの砂糖の甘さでは無く
ご飯やパンなどの炭水化物がもつ
噛んでいるうちに
甘みが出てくるもののことを指します。
5つの味覚のうち、
甘み・塩味・うま味は
人が生きていくうえで不可欠な栄養素で
本能的に好む味とされています。
実は母乳にもこの3つの成分が含まれているんですよ✨
一方、苦味・酸味は
毒物や腐敗物など危険なものを
見抜ためのサインで
経験によって好む味といわれています。
この生命をおびやかす味は、
最初は受け入れない!
というメカニズムが備わっていますから、
それらの味覚が比較的強い野菜などを
子どもたちが吐き出してしまう……
というのも、
ごく自然なことです。
子供の時に苦手だった辛子やワサビなど
大人になってから食べられる、または
好むようになるのも
経験によって好きになっていくからです✨
ですから、
吐き出されたとしても好き嫌いととらえず
今は食べても良いのか確認している時期なんだ〜
と考えるようにしてくださいね✨
舌の表面には
味蕾(みらい)
と呼ばれるブツブツとした味を感じる器官があります。
食べ物や飲み物がお口の中に入ると
味蕾の味を感じるセンサーが感知します。
実はお腹の中にいる時から赤ちゃんも
味蕾ができていて
羊水に含まれるものを味として
感じているのではないかといわれています✨
味覚は離乳食開始時期の
生後6ヵ月くらいから発達してきて
12歳ころにピークを迎えます。
赤ちゃんは離乳食を通じて
食感・舌触り・温度・匂い・色彩などの五感を感じながら、
食べ物のおいしさを学習していき
素材の味を知ることで味覚が育ちます。
味覚を感じる場所は
舌の中でも別れています✨
離乳食をあげる際に
味覚を感じる場所を意識して
スプーンを置くまではしなくても大丈夫です!
赤ちゃんが自分で舌を動かして
食べ物を飲み込む練習ですからね✨
味覚は5種類
甘味
旨味
塩味
酸味
苦味
味覚の発達は
生後半年〜12歳頃まで
次回は食育と好き嫌いについて
お話していきたいと思います✨