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インプラントについて①

2022年6月3日

こんにちは。藤が丘デンタルクリニックの院長の溝口です。

梅雨入りが近く、暑い毎日ですが、元気に楽しく働いております。皆様はいかがお過ごしでしょうか?

今回から3回に分けて、インプラントについて、お話しして行こうと思います。

1.インプラントは歯がない所にする処置です。

やむを得ず歯を抜いた場合、絶対にそのまま放置しておいてはいけません。見た目が変わるだけではなく、もっと大きな変化が現れてしまいます。例えば、歯が倒れて来たり、ずれたりして来ます。そうなると、口全体の歯並びが乱れ、噛み合わせがあちこちでおかしくなります。そうなると、歯の摩擦が進んだり、歯と歯の隙間が空いて汚れが溜まりやすくなります。そして、虫歯や歯周病になりやすくなります。また、歯は言葉を発音する時にも使われているため、発音がおかしくなることもあります。一本でも歯を失う影響は、全体にわたるため、必ず歯のあったスペースを補う必要です。その方法の一つが今回お話しするインプラントです。

2.差し歯、ブリッジ、入れ歯、インプラントの違い

⑴差し歯とは、歯の根っこの部分のみが残っている状態のときに、行う処置です。歯の根っこに土台をいれ、その上に被せ物を被せます。この後にお話しするブリッジや入れ歯やインプラントと違い、歯が残っているから出来る治療になります。

⑵ブリッジとは、両隣の歯を支えにして抜けた歯を被せ物で補う治療です。メリットとしては、しっかりと固定される。違和感が少なく咬める。外科処置の必要がない。取り外しの必要がない。などがあります。デメリットとしては、両隣の歯を削らなければいけなく、虫歯や歯周病のリスクが高くなる。両隣の歯に負担がかかる。設置するには条件がある(失った歯が1〜2本など)などかあります。

⑶入れ歯は、取り外しをする人工の歯です。ブリッジは両隣の歯がないと出来ませんが、入れ歯は失った歯が複数でも行える治療です。全ての歯が無い場合は総入れ歯、歯が残っている場合は部分入れ歯と言います。部分入れ歯には、周りの歯にクラスプという金属のバネをひっかけて固定するタイプが一般的です。メリットとしては、複数の歯を失っても作れる事。体への負担が軽い。作った後も調整が可能。取り外して洗浄ができる事です。デメリットとしては、咬む力が弱い。違和感がある。取り外しが面倒。見た目で入れ歯と分かってしまう事があります。

⑷インプラントは、自分の歯のような感覚で使える当院でおススメしている治療です。具体的には顎の骨にチタンの人工歯根を入れ、それを土台として人工の歯を固定します。

7月はインプラントのメリット、デメリットについて、お話しさせて頂きたいと思います。8月には、インプラントの出来ない可能性がある方と、長持ちに必要なポイントについてお話しさせて頂きます。宜しくお願い致します。

 

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