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赤ちゃん歯科③✨

2022年4月8日

こんにちは✨

名古屋市名東区の歯科医院

藤が丘デンタルクリニック、副院長の池田です

   

赤ちゃん歯科も3回目となりました!

   

今回は、

4.離乳食

   

ⅰ 離乳食前期

ⅱ 離乳食中期

ⅲ 離乳食後期

   

こちらをお話していきたいと思います✨

   

     

4.離乳食

   

   

ⅰ 離乳食前期

①離乳食を始めるタイミング

   

離乳食を始めるタイミングとしては

生後5〜6ヶ月と言われています。

   

ちょうどその位の時期に下の前歯も萌出してきます✨

月齢の他に離乳食を始める見極めは、

  • 首がすわっている
  • 支えありのおすわりができる
  • 食べ物や大人が食べている様子に興味を示す
  • よだれを垂らしている
  • うつ伏せに寝かせると、両手でグッと体を持ち上げる
  • 哺乳反射が弱くなってきたら

   

このようなポーズが見られたら離乳食スタート時期です!✨

   

   

また、赤ちゃんには母乳を飲むための

哺乳反射というものが生後すぐからあります。

   

この哺乳反射は5〜7ヶ月ころに少なくなってきます。

   

スプーンを口に入れて押し出さなくなってきたら

哺乳反射が消失してきたサインです⚠️

   

育児書などには生後5ヶ月からと書いてありますが、

母乳育児の場合はこの頃から母乳内の成分が変化してきます。

6ヶ月頃より母乳内の鉄分やビタミンDが減ってくると言われていますので

この時期にスタートできるのが理想です。

   

とはいえ、

個人差があるので赤ちゃんに合わせて離乳食をスタートする時期を見つけてください!

   

    

    

    

② 離乳食の進め方

    

   

生後5ヶ月の赤ちゃんは

寝返りが出来るようになり、人見知りが出たり

食べ物に興味が出てきます。

     

色々な育児書やサイトで

離乳食のメニューや回数は記載があるとおもうので

今回は記載しません✨‍♀️

    

歯医者さんぽくお口の中の事をお話したいと思います✨

   

   

離乳食初期は、

唇を使い食べ物を口に入れ

嚥下反射が起きる咽頭部近くまで運ぶのを

覚える時期です。

   

わかりやすく言うと、

スプーンを近くに持っていくとお口を開けて

あむ!っと上下の唇で食べ物を取り込み

舌の前後運動で食べ物を喉の奥に送り込み

ごっくん!と飲み込む嚥下運動の一連の動作です。

    

    

    

初めのうちは授乳時の様に口を開けたまま飲み込もうとするので

食べ物がこぼれてしまうことが多いと思います。

だんだんと上下の唇を閉じて

飲み込む事を覚えてきます✨

    

この時のポイントは

こぼれないようにとスプーンを奥に入れて

上唇に擦り付けて食べ物を置いてくるのは

NG!!

ということです。

  

忙しいママさんも多いですし、

頑張って作った離乳食がもったいないと

私もやりがちでしたが✨

    

大切な赤ちゃんの口腔周囲筋の発達に

大きく影響してくるので根気よく!気長に!

が合言葉です✨

    

    

次回は離乳食中期になります

   

 

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