2022年4月8日
こんにちは✨
名古屋市名東区の歯科医院
藤が丘デンタルクリニック、副院長の池田です
赤ちゃん歯科も3回目となりました!
今回は、
こちらをお話していきたいと思います✨
離乳食を始めるタイミングとしては
生後5〜6ヶ月と言われています。
ちょうどその位の時期に下の前歯も萌出してきます✨
月齢の他に離乳食を始める見極めは、
このようなポーズが見られたら離乳食スタート時期です!✨
また、赤ちゃんには母乳を飲むための
哺乳反射というものが生後すぐからあります。
この哺乳反射は5〜7ヶ月ころに少なくなってきます。
スプーンを口に入れて押し出さなくなってきたら
哺乳反射が消失してきたサインです⚠️
育児書などには生後5ヶ月からと書いてありますが、
母乳育児の場合はこの頃から母乳内の成分が変化してきます。
6ヶ月頃より母乳内の鉄分やビタミンDが減ってくると言われていますので
この時期にスタートできるのが理想です。
とはいえ、
個人差があるので赤ちゃんに合わせて離乳食をスタートする時期を見つけてください!
生後5ヶ月の赤ちゃんは
寝返りが出来るようになり、人見知りが出たり
食べ物に興味が出てきます。
色々な育児書やサイトで
離乳食のメニューや回数は記載があるとおもうので
今回は記載しません✨♀️
歯医者さんぽくお口の中の事をお話したいと思います✨
離乳食初期は、
唇を使い食べ物を口に入れ
嚥下反射が起きる咽頭部近くまで運ぶのを
覚える時期です。
わかりやすく言うと、
スプーンを近くに持っていくとお口を開けて
あむ!っと上下の唇で食べ物を取り込み
舌の前後運動で食べ物を喉の奥に送り込み
ごっくん!と飲み込む嚥下運動の一連の動作です。
初めのうちは授乳時の様に口を開けたまま飲み込もうとするので
食べ物がこぼれてしまうことが多いと思います。
だんだんと上下の唇を閉じて
飲み込む事を覚えてきます✨
この時のポイントは
こぼれないようにとスプーンを奥に入れて
上唇に擦り付けて食べ物を置いてくるのは
NG!!
ということです。
忙しいママさんも多いですし、
頑張って作った離乳食がもったいないと
私もやりがちでしたが✨
大切な赤ちゃんの口腔周囲筋の発達に
大きく影響してくるので根気よく!気長に!
が合言葉です✨
次回は離乳食中期になります